“Der reiche Mensch ist ...

“Der reiche Mensch ist zugleich der einer Totalität der menschlichen Lebensäußerung bedürftige Mensch.”
(Ökonomisch-philosophische Manuskripte aus dem Jahre 1844)
長谷川宏訳『経済学・哲学草稿』では、この一節は「ゆたかな人間とは、同時に、人間的生命の総体としての発現を欲求する人間である」と訳されています。マルクスは同書において、私有財産が人間の感覚を「所有すること」へと狭めてしまうことを批判し、人間が本来、見ること、聞くこと、嗅ぐこと、味わうこと、感じること、考えること、愛することを通して世界とかかわる存在であることを述べています。
”Marxist” とは…

「マルクスの名を冠する酒をつくるなら、単なる赤い酒や思想的な冗談で終わらせたくありませんでした。マルクス『経済学・哲学草稿』には、豊かさを所有ではなく、人間的な生命の発現として捉える視点があります。この酒もまた、ただ持つためではなく、見て、香り、味わい、誰かと語るためのものにしたいと考えています。」
東芳紙業株式会社 代表取締役 境和彦
見て、味わい、語るための酒

資本主義の限界を告発したマルクスが、いま改めて世界的に注目されています。
弊社では、一人ひとりが大切にされる社会を目指して行動する人を、あえて「Marxist」と定義しました。
その人たちを励まし、決意の夜に寄り添う酒として、この商品を開発しました。
「Marxist」は、ただ所有するための酒ではありません。深い赤を眺め、薬草の複雑な香りをたしかめ、ルバーブの酸味とスペイン産ワインの重なりを味わい、できれば誰かと語り合うための酒です。
本商品は、紙の流通を通じて言葉と思想が人に届く基盤を支えてきた、神保町の創業67年の紙卸会社が、思想を紙以外のかたちでも生活の中へ届けようと企画した商品です。